この痛みは冷やすのか温めるのか、メンバーさんによく聞かれます。
実際、痛みがあるとき、その部位を冷やした方が良いのか、温めた方が良いのか悩むケースがあると思います。
まずアクシデントによって急にケガをした場合、炎症症状（腫れ、痛みなど）が見られるようになります。
この炎症症状を抑えるために氷などで患部を冷やし、これ以上炎症がひろがらないようにすることが優先されます。
ただし、冷やす＝アイシングは炎症を抑える一方で、血流を抑え、筋肉や組織の柔軟性を低下させます。
例えばケガをして２～３日経ったのちは、患部への血流を促して、より早く組織が回復するように温めることを心がけます。
ジッとしていると、筋肉の柔軟性が低下したり、疲労が蓄積されたりして痛みが慢性化することがあります。
アクシデントではなくデスクワークなど、筋肉の硬さが引き起こす痛みに対しても、患部を温めて柔軟性を獲得できるようにしましょう。
以上、冷やすケース、温めるケースを理解し、上手に活用していきましょう。
