足元の崩れは、膝・股関節・骨盤までつながる
「膝が内側に入る」「歩くと足元が不安定」「片脚立ちが苦手」
このような状態は、単に膝だけの問題ではないかもしれません。
人間の身体は、足・膝・股関節・骨盤がバラバラに動いているわけではなく、すべてが連動しています。特に下半身では、足元の崩れが膝や股関節に伝わり、逆に股関節やお尻の弱さが足元に影響することがあります。
代表的な崩れが「ニーイン・トゥーアウト」と呼ばれる動きです。これは、膝が内側に入り、つま先が外を向く状態のことです。
この動きが起こる原因の一つに、お尻の筋肉、特に中臀筋の弱さがあります。中臀筋は、片脚で立つ時や歩く時に骨盤を安定させる大切な筋肉です。ここが弱くなると、体重がかかった時に骨盤が安定せず、太ももの骨が内側にねじれやすくなります。
その結果、膝が内側に入り、すねの骨も連動してねじれ、足の土踏まずがつぶれやすくなります。
つまり、
お尻が弱い
↓
股関節が内側に入る
↓
膝が内側に入る
↓
すねがねじれる
↓
土踏まずがつぶれる
という連鎖が起こるのです。
反対に、靴が合わない、足裏の筋力が弱い、土踏まずがつぶれているなど、足元の崩れから膝や股関節に影響が出ることもあります。
膝は、曲げ伸ばしには比較的強い関節ですが、左右のブレやねじれにはあまり強くありません。そのため、膝が内側に入る動きが繰り返されると、膝の痛み、股関節の違和感、足裏の痛み、腰痛などにつながることがあります。
大切なのは、「足だけ」「膝だけ」「お尻だけ」で見るのではなく、身体全体のつながりで考えることです。
足元は、身体を支える土台です。土台が崩れると、その上にある膝・股関節・骨盤・背骨にも影響します。
日頃から、足裏をしっかり使うこと、股関節を動かすこと、お尻の筋肉を鍛えること、そして膝とつま先の向きをそろえて動くことが大切です。
Small Gym 365では、姿勢や動きのクセを確認しながら、無理なく身体を整えるサポートを行っています。
痛みが出てから対処するのではなく、痛みが出にくい身体を日頃からつくっていきましょう。