糖尿病は高齢者だけの病気ではありません
「糖尿病は年齢を重ねてからなる病気」
そんなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、日本経済新聞の記事によると、近年は20代〜40代の働き盛り世代でも2型糖尿病が増えているそうです。
糖尿病の怖いところは、初期症状がほとんどないことです。健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘されても、「まだ大丈夫だろう」と受診を先延ばしにしてしまう方も少なくありません。
しかし、糖尿病は放置すると血管を傷つけ、心筋梗塞や脳卒中、腎臓病、神経障害などの重大な病気につながる可能性があります。
では、なぜ若い世代でも増えているのでしょうか。
その背景には、運動不足、長時間のデスクワーク、睡眠不足、不規則な食事、糖分の多い飲み物の摂り過ぎなど、現代の生活習慣があります。特に内臓脂肪の増加は大きなリスク要因とされています。
予防のために大切なのは特別なことではありません。
朝食を抜かない、規則正しく食べる、十分な睡眠をとる、食後に少し歩く。そして定期的に身体を動かすことです。
なかでも筋力トレーニングは非常に有効です。筋肉は血液中の糖を取り込み、血糖値を調整する働きを担っています。筋肉量を維持することは、糖尿病予防だけでなく健康寿命の延伸にもつながります。
「最近体重が増えた」「健康診断で血糖値を指摘された」「食後に強い眠気がある」という方は要注意です。
症状が出てからではなく、症状が出る前に行動することが大切です。
将来の健康は、今日の生活習慣の積み重ねで決まります。今こそ運動習慣という“貯筋”を始めてみませんか?