背徳感は悪くない?健康づくりを続ける為の上手な付き合い方
背徳感は敵じゃない。健康づくりを続ける為の上手な付き合い方
「ダイエット中なのに甘い物を食べてしまった…」
「旅行中は食べ過ぎてしまった…」
そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
健康づくりやボディメイクに取り組む方ほど、「完璧にやらなければ」と考えがちです。しかし、365日ずっと我慢を続けるのは現実的ではありません。
実は、たまに感じる「背徳感」は悪いものではなく、人生を豊かにするスパイスになる場合があります。
心理学では、禁止されるほど欲しくなる現象を「心理的リアクタンス」と呼びます。ダイエット中のスイーツや夜の一杯が特別に感じるのは、この働きによるものです。
大切なのは、無意識に毎日続けることではなく、「今日は楽しむ日」と自覚して味わうことです。
そして、その為には明確な目標が欠かせません。
例えば「健康的に体を引き締めたい」「旅行を元気に楽しめる体力をつけたい」といった目標がある人は、一時的に食べ過ぎても「また明日から戻そう」と前向きに考えられます。
一方で、目標が曖昧なままだと「もうダメだ」と自己嫌悪に陥り、習慣そのものをやめてしまうことがあります。
ここで大切なのが「自己慈悲(セルフ・コンパッション)」という考え方です。
失敗した時に自分を責めるのではなく、「そんな日もある」「また戻ればいい」と優しく受け止める姿勢です。
もし親しい友人が旅行で食べ過ぎて落ち込んでいたら、「楽しめたなら良かったやん。また頑張ろう」と声をかけるはずです。その言葉を自分自身にも向けてみてください。
健康づくりは短距離走ではなくマラソンです。
締める時は締める、楽しむ時は楽しむ。そのメリハリこそが継続の秘訣です。
背徳感を恐れるのではなく、上手に付き合いながら前へ進むこと。それが無理なく健康を手に入れる最も現実的な方法かもしれません。