日本人、特に高齢女性は「筋肉が付きにくいから筋トレは不要」という意見を見かけますが、これは大きな誤解です。
むしろ東アジア人の体質を考えると、筋力トレーニングは欠かせません。
日本人はインスリン分泌能力が欧米人より低く、少しの体重増加でも血糖コントロールが崩れやすい特徴があります。
さらに高齢期になると筋肉量が減少しやすく、この体質と重なることで健康リスクが高まります。
特に問題となるのが「スキニーファット」と「痩せ型糖尿病」です。
見た目は痩せていても筋肉が少なく、体脂肪が多い状態は血糖代謝を悪化させ、将来的にフレイルや転倒、認知症のリスクを高めます。
だからこそ高齢女性には筋トレが重要です。筋肉は血糖を取り込む最大の器官であり、鍛えることでインスリン感受性が改善し、代謝全体が整います。
筋肉が付きにくい体質であっても、適切な負荷をかければ年齢に関係なく変化は起こります。
特にジムでのトレーニングは、安全性と継続性の面で大きなメリットがあります。
正しいフォーム指導、無理のない負荷設定、快適な環境が揃うことで、安心して続けることができます。
「痩せているから大丈夫」ではなく、「筋肉を守ることが健康を守る」という考え方が大切です。
将来の自分のために、今から少しずつ“貯筋”を始めていきましょう。