筋トレで血糖値は下がる?日本人の糖尿病と運動の関係
日本人の2型糖尿病は、欧米人と少し特徴が違います。
多くの場合、原因は「インスリン抵抗性」よりもインスリン分泌の弱さです。
つまり膵臓から出るインスリンの量が少なく、血糖値が上がりやすい体質と言えます。
そのため、早い段階から生活習慣を整えることがとても重要になります。
その中でも特に効果が高いのが**筋力トレーニング(レジスタンス運動)**です。
筋トレを行うと筋肉量が増え、筋肉が血液中のブドウ糖を取り込みやすくなります。
さらにインスリンの働き(インスリン感受性)も良くなるため、血糖コントロールが改善します。
実際に研究では、週2〜3回の筋トレを3ヶ月続けることでHbA1cが約0.4〜0.6%低下することが報告されています。
しかも、食事内容を大きく変えていない場合でも改善が見られることが分かっています。
特に脚や背中など大きな筋肉を鍛える運動(スクワットなど)は効果的です。
また、早い段階で生活習慣を改善すると、膵臓への負担が減り、薬を使わず血糖が安定する「寛解」に近い状態になるケースもあります。
糖尿病対策は、特別なことより継続できる習慣が大切です。
まずは週2回の筋トレから。
筋肉は、血糖値を下げてくれる「もう一つの臓器」とも言われています。
将来の健康のために、今日から少しずつ体を動かしてみましょう。