年齢を重ねると、体の中のホルモンの働きが少しずつ穏やかになり、筋肉量や代謝、回復力がゆっくり低下していきます。
特に成長ホルモンやIGF-1と呼ばれる物質は、筋肉や骨の健康に関わる大切な存在です。
そのため「昔より疲れやすい」「体力が落ちた気がする」と感じる方も多いかもしれません。
ですが、必要以上に心配する必要はありません。
研究でも、無理のない筋力トレーニングを続けることで、筋肉への良い刺激が生まれ、体の働きを前向きに保てる可能性が示されています。
大切なのは、きつすぎる運動ではなく、自分に合った負荷で安全に続けることです。
特に60代以降は、正しいフォームや段階的な強度調整ができる環境で取り組むと安心です。
週2〜3回、全身をバランスよく動かす習慣は、立ち上がりや歩行といった日常動作を楽にし、将来の転倒予防にもつながります。
「もう遅いかな」と思う頃こそ始めどき。
少しずつ体を動かし、今の自分にできる“貯筋”を積み重ねていきましょう。それが、これからの健康寿命を支える大きな一歩になります。