私たちの身体はとても正直で、
行った運動の内容に合わせて変わる性質があります。
重さをかければ支える力がつき、
ゆっくり動かせば安定性が高まり、
繰り返せば疲れにくくなります。
これを「特異性の原則」と呼びますが、難しく考える必要はありません。
大切なのは、動きが日常生活にそっくりかどうかではなく、
その運動によって身体の中で何が変わるかです。
たとえば脚の筋力が高まれば、
立つ・歩く・階段を上るといった動作は自然と楽になります。
見た目が似ていなくても、身体の力が底上げされれば十分効果があります。
50代以降の身体づくりで重要なのは、
勢いのある動きよりも「支える力」や「安定する力」。
転びにくく、疲れにくく、痛みが出にくい身体の土台を作ることです。
運動を選ぶときの基準は、とてもシンプルです。
「この運動で、これからの生活が楽になるか?」
そう考えて選んだ筋トレは、きっとあなたの味方になります。