股関節は、体の中でもとても大きく、上半身と下半身をつなぐ大切な関節です。
歩く・立つ・座るといった毎日の動きは、実はこの股関節がスムーズに働いてくれているおかげで成り立っています。
年齢を重ねるにつれて、股関節の動きが少しずつ小さくなったり、周りの筋肉が弱くなったりすることがあります。
すると歩幅が狭くなったり、疲れやすくなったりして、自然と体を動かす機会が減ってしまいます。
こうした状態が続くと、筋力低下やフレイルにつながる可能性があることも分かってきています。
また、股関節が硬くなると、本来は股関節が行う動きを腰が代わりに頑張ってしまい、腰痛が起こりやすくなることもあります。「腰が痛いけれど、原因は股関節だった」というケースも少なくありません。
そこで大切になるのが、大殿筋や中臀筋といった股関節まわりの筋肉です。
これらの筋肉は骨盤を支え、姿勢を安定させる役割があります。
ブリッジやスクワットなど、シンプルな運動を無理のない範囲で続けるだけでも、体は少しずつ応えてくれます。
股関節を整えることは、今の動きやすさだけでなく、これから先の毎日を心地よく過ごすための土台づくり。
ご自身のペースで、できることから始めてみてくださいね。