
こんにちは
昨日のブログでは、結局、死に至らしめるのは血流が滞り、必要な酸素や栄養が細胞に行き渡らないこと、と記しました。
そこで今日は、その元となる動脈硬化ってなぜ危険かの話です。
●動脈硬化って?
動脈硬化とは、動脈という管の壁が厚くなり、硬くなることです。動脈とは心臓から送り出された血液を全身に運ぶ重要な血管です。
動脈はもともと弾力性があり、また中を流れる血液を滞りなく先に届けるために血管の中はツルツルと非常に滑らかにできています。
ところが高血圧や糖尿病、慢性的な炎症により、この重要な血管がが弾力性を失って硬くなったり、血管の壁が傷ついて、おかゆのようなプラークが蓄積して細くなったりする状態を動脈硬化と言います。
●動脈硬化になると・・・
血液には酸素や栄養素が多く含まれており、体中の細胞はこの血液がないと生きていけません。そのため、動脈硬化が進むと様々な疾患を引き起こします。
心臓の血管→狭心症、心筋梗塞など・・・、胸の痛みが出たり、心臓が正常に働かなくなったりします。
頭の血管→脳梗塞、脳出血など・・・、意識をなくしたり、麻痺が生じたりします。
症状は徐々に出てくるものもあれば突然発症するものもあります。
●原因
特に、脂質異常症、高血圧、糖尿病、メタボが重要な原因と言われています。
他にも喫煙は血管壁を傷つけたり、血管を収縮させたり、血栓を作ることで詰まりやすくなります。
また避けることのできない要素として、加齢や男性であることもリスクになります。
しかし、女性であっても閉経に伴い女性ホルモンの低下が生じると、男性同様に高まります。
●予防・改善
一度硬くなった血管を柔らかくしたり、付着してしまったプラークを取り除くことは容易ではありません。そのため進行する前の予防が肝心です。
・生活習慣を改善しましょう。
週に3回程度、20~30分間の運動をする(ウォーキングなど)
動物性脂肪を減らし野菜中心の食生活
90分以上座りすぎない、立つ歩く
以上です。
詳しいことは高田までご相談ください。
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