
日本の国家予算を圧迫する大きな要因の一つは、増え続ける医療費です。
2023年度の国民医療費は約46兆円に達し(厚生労働省)、高齢化や生活習慣病の増加に伴い今後も上昇が見込まれます。
この負担を軽減するには、国民一人ひとりが健康管理に積極的に取り組むことが欠かせません。
特に定期的な運動習慣は個人と社会の健康を支えます。
今こそジムに通い、運動を始める絶好の機会です。
ジムで鍛えることは自分自身だけでなく、周囲の人々や社会全体にとっても素晴らしい効果をもたらします。
現代の日本では運動不足が原因で年間5万人以上の方が亡くなっており、これらは心血管疾患や糖尿病、がんなど、生活習慣病のリスクが高まるためです。
ジムでの運動の魅力はなんと言っても、トレーニングに必要な設備と専門家の指導を受けながら自分のペースで鍛えられる場ということです。
世界保健機構(WHO)は、成人に週2~3回の筋力トレーニングを推奨しています。
筋力トレーニングは心血管疾患、骨粗しょう症、糖尿病の予防に効果的です。転倒防止や高齢者の自立した生活を支え、介護費の削減に役立ちます。
日本では高齢者の約20%がサルコペニア(筋肉量減少症)に該当するとされ、ジムでのトレーニングは健康寿命を延ばす鍵となります。
今こそジムで一歩を踏み出しましょう。
自身の健康を守るだけでなく、家族や地域、社会にポジティブな影響を与える素晴らしい行動です。
フィンランドでは、無料の地域運動クラスが生活習慣病予防に成功しているように、日本でも国、民間、個人が協力し、運動を日常にする文化をつくるべきです。
あなたの今日のトレーニングの一回一回が未来への大きな一歩につながっています。