健康的な姿勢はトータルバランス

 

デスクワークやスマホの長時間使用より巻き肩、反り腰、O脚といった姿勢の問題が多くの人にとって悩みの種となっています。

 

これらの問題に対して、「巻き肩にはこのエクササイズ」「反り腰にはこのストレッチ」といった対処療法的なアプローチがしばしば推奨されます。

 

 

しかし身体は中と外、上と下、右と左、対角螺旋といった動きでつながり、複雑に連携するシステムです。

 

「木を見て森を見ず」のような局所的な対処ばかりでは根本的な解決には至りません。

 

大切なのは全身をトータルバランスでトレーニングし、連動性を高めるアプローチです。

 

 

身体は全身でつながっています。

 

姿勢の問題は特定の部位だけが原因で起こるものではありません。

 

例えば巻き肩は胸筋の硬さや肩甲骨周りの筋力不足だけでなく、骨盤の傾きや体幹の安定性不足とも関連しています。

 

また、反り腰は腹筋群や臀部の弱さだけでなく、股関節の可動域制限や背中の筋肉の硬さが関与している場合があります。

 

 

このように身体は各部位が連動して動くために局所的な対処では一時的な改善に留まることは多いです。

 

姿勢改善の鍵は全身を一つのユニットとして捉えてトータルバランスを意識したトレーニングを継続することです。

 

木を見て森を見ない対処療法ではなく、基本エクササイズを軸に全身をトータルバランスで鍛えることが効率的で持続的な結果をもたらします。

 

健康的でキレイな姿勢を手に入れましょう!