今日はカフェイン摂取の影響についてお伝えします。
朝起きたとき疲れが残っている方は、もしかしたらカフェインの影響かもしれません。
皆さんの身近な飲みものや食べものにはカフェインを含むものが多く存在します。
私もコーヒーが好きで一日に3.4杯は飲みますが、そこに含まれるカフェインとはコーヒー豆、または茶葉などに含まれる食物成分の一つで、摂取する量によっては気分を高揚させるような働きがあります。
脳を覚醒させて集中力や注意力を高める一方で、疲労を感じにくくなる隠蔽作用があることなどが、多くの研究によって指摘されています。
そして疲労を感じにくくなる作用が働くため、エネジードリンクなどにはカフェインが多く含まれていますね。
この他にもカフェインの摂取は不安感を増大させたり、寝つきが悪くなったりといったことも指摘されています。
カフェインを摂取してからその成分が半分程度に減少するまでに5~7時間程度かかるといわれ、夕方以降のカフェイン摂取は睡眠を妨げる一因となるので注意が必要です。
一般的には一日あたりカフェイン摂取の上限は成人で400mg、
例えば、体重60kgの人であれば、約342mg程度とされ、これを超えて過度に摂取すると健康上の問題が起こるリスクが高まります。
- コーヒー・・・ 60~80mg/100ml
- 紅茶・・・ 30mg/100ml
- 煎茶、ほうじ茶、ウーロン茶、ココア・・・ 20mg/100ml
- 玄米茶、コーラ・・・ 10mg/100ml
カフェインのもたらす作用を理解して、過度に摂取することのないよう上手に使いたいものですね。
以上、髙田でした。